✅ なぜ「うるさいのに」お金を払うのか?
この前錦糸町のパルコに行った時にコインスペースという自習室を見かけました。
そのフロアはロフトや映画館もありかなりガヤガヤしていたのですが図書館よりも
もちろんうるさい。
意外と利用者がいたのです。
これはなぜなのか?とおもって分析しました。
① 家やカフェより集中できる
家は誘惑だらけ(スマホ・TV・ベッド)。
カフェは長時間滞在の罪悪感や席の確保が必要。
→ ワークスペースは「作業モードに入るための場所」
多少うるさくても、来るだけでスイッチが入る。
② 雑音が“ちょうどいい集中環境”になる
実は人間は 完全な無音 より
“ざわざわした環境” の方が集中力が上がる人が多いです。
・図書館のような静けさは逆に落ち着かない
・適度な雑音=「作業用BGM」効果
錦糸町のコワーキングはまさにこのタイプ。
③ 外出することで行動が継続しやすい
勉強・仕事の継続には
「環境の力」>「本人の意志」 と言われています。
外に出る
↓
席に着く
↓
作業するしかない
という流れが“行動の自動化”を生みます。
④ 自宅だと家族や生活音が気になる人も多い
自宅の環境音のほうがストレス、というタイプもいます。
⑤ コワーキング利用者の多くは“集中の買い物”だと思っている
実は多くの利用者は
「席」ではなく “集中力” を買っている 意識です。
集中力1時間=数百円
と考えると格安。
🧠 まとめ
結論:
「静かさ」ではなく「集中できる環境への投資」だから人は利用する。
錦糸町のコインスペースは
・駅直結
・作業モードに入りやすい
・適度な雑音が逆にいい
といった理由で、利用者が安定して多いのは理にかなっています。
